タミヤの1/12スケールカーモデルの精密さ、本物志向へのこだわりはいまさら語る必要もないと思います。このマクラーレンMP4/6もしかり
モノコック表面には当時のマクラーレン独特の引っかき傷のようなカーボンパターンがモールドされており、サイドポンツーン上の電子装置のケーブルも再現されています。サスアームは強度のあるダイキャスト製。前後ともスプリング可動します。
また、実車同様モノコックとエンジンブロックがボルトオンされ、それをボトムシャーシーとカウルで挟み込む構造になっており、組立てながら実車構造を知るというタミヤのこのクラスへのポリシーが貫かれています。(1/20シリーズは都合上ボトムシャーシーの上にモノコックとエンジンブロックを置く構造)
ただ仕方のない事かもしれませんが、カーボンモノコック時代のF-1マシンには鋼管フレーム時代のようにメカらしいゴチャゴチャ感がないのでそれが模型としては見栄えしない感があり、それが1/12のようなビッグスケールになると素組みのままでは余計浮き出るところも否めません。これは前作のフェラーリ641/2や次作のウィリアムズFW-14Bにもいえます。
ちなみにこのキットは現在絶版で、結構需要があるためオークションでは定価以上の値で取引されてます。たまに再販されるので、適正価格で欲しい人はそのときが買いです。
※化粧箱を替えてスポット生産されました。
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