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GSIクレオスの模型用乾燥機「Mr.ドライブース」を購入して7ヶ月使用した感想レポートです。(2009年1月〜7月) 《目次》
内容物一式 外箱はデカいけどメチャ軽いです。中身は となっています。
Mr.ドライブース 外観 今まで購入を躊躇していた理由の一つは、食器乾燥機をイメージしていたのでそんな大きい物置き場所に困るという事でしたが、実物は思ってたよりずっとコンパクトでした。それは食器乾燥機の内部が平置き型なので奥行きがあるのに対し、ドライブースは網棚を設けて高さで容量を稼いでいるため、その分だけ奥行きが抑えられてるからでしょう。
初期型にあった消臭用イオン発生装置は、ご覧の通り現行型では撤去されており、それに伴ってイオン発生装置用パイロットランプもなくなっています。新発売当時はマイナスイオンが電化製品のキーワードのように流行していたのでクレオスもそれに乗っかったのだと思いますが、実際どれほどの消臭効果があったのかは残念ながらわかりません。ただ現行型でも使用中に塗料の匂いを感じることはほとんどないです。
内部スペース 普通サイズのプラモなら一箱分のパーツ一式が収まるという感じです。
ご覧のとおり乾燥スペースとしては不足はありません。ただあと5cmほど幅があれば、大きな模型の収容にも余裕が出るので使い勝手がさらに良くなっていたような気もします。 目次に戻る
庫内温度 Mr.ドライブースは底に設置されているヒーターの発熱で庫内空気を自然対流させてパーツの乾燥を行います。
《結果》 スイッチを入れてから約1時間後の庫内温度の測定結果です。
思った以上に外気温に左右されやすく、特に気温が低いときは作動から1時間経っても公表値の35℃まで達しませんでした。また庫内は底面のヒーターに近い下段と遠い上段では2℃〜5℃程度の温度差が見られました。
庫内湿度 その後、温度・湿度計を常設して、庫内状態を常に管理できるようにしました。
ドライブースというと温室効果による急速乾燥をイメージするので気温が高い時期の必要性をあまり感じませんでしたが、夏場の高温多湿な時期や雨の日にも低湿度の環境を作り出せるのがわかりました。カブリ現象を気にせずに安心して塗装作業ができるのは実に助かります。
連続稼働時間 説明書には「塗料の乾燥時間は種類によって変わるけど大体1〜2時間を目安」と書かれてますが、模型用塗料の乾燥はともかく、エポキシパテやウレタンクリアーは化学反応による硬化のため、乾燥にそれよりはるかに多くの時間を必要とします。 目次に戻る
食器乾燥機を使って塗料やパテを乾燥させるというアイデアは90年代中期にはすでに存在していて模型雑誌にも当時から紹介されており、私もかつてその方法を実践していた一人です。クレオスはモデラーの知恵から生まれた物の商品化を以前からわりとやってきたメーカーで、Mr.ドライブースもそういった経緯から生まれた製品かと思います。 目次に戻る
Mr.乾燥トレイ パーツの乾燥場所をあらかじめ確保して塗装作業を効率的に進めるための塗装作業支援ツール。パーツ塗装用の「Mr.パーツばさみ」と、それを固定させる乾燥用トレイのセットです。(メーカー説明より)
なのでこれを有効に使うには小型目玉クリップや両面テープを巻いた爪楊枝とかでパーツを保持し、これをMr.パーツばさみで挟むという形になります。
ネコの手II・アシストパーツ
100均店アイテムの利用 使ってみて不便だなーと感じたのは、棚の網目が空気の対流を損なわないため粗いので小さなパーツがすり抜けてしまうこと。
鉢底ネットは上記のシートのタイプのほかに、ロールタイプの製品も確認しています。
結論 ※あくまで個人的主観によるものです。
リンク先:Amazon
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Mr.ドライブースを購入から半年使ってみた感想です。 《短所》
頭で想像してるよりずっと便利な代物
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ネット通販のホビーストから40%で購入。
なお通販によくある事ですが、このお店は保証書(一年保証)の販売店欄にに貼り付ける購入店証明シールが同封されていません。
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