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大和ミュージアム 呉市海事歴史科学館 〔3〕

2005年12月9日 広島県尾道市  写真:おまみ・N君・Inochan



大和ミュージアムから見える戦艦大和が建造されたドック跡(真ん中の細長い建物)




屋外展示物
大和ミュージアムは敷地内にさまざまな屋外展示品が飾られており、さらに同ミュージアムならではの施設もあって、館内以外でも楽しませてくれます。(しかも無料で)
また呉港に面して立地しているため、ここからは湾内が一望できます。



レンガパーク
大和ミュージアム正面にあるレンガパークには、柱島で爆沈事故を起こした戦艦陸奥の引揚げ品がレストア展示されています。特に大和が建造されるまでは世界最大の艦載砲だった40センチ主砲はかなりの大きさ。舵は残念ながらピンボケひどすぎで掲載断念。

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中学生による大量のレンガはがし事件の影響か、同ミュージアム正面の壁面はグリーンマットで全面覆われて工事中になっており、あのキレイな外観が損ねられていました。こういう事件が起こってしまい残念ですね。親は子供の深夜徘徊を放置するなよ。




芝生広場
駐車場横の芝生広場には、一時代を築いて今は現役を引退した船舶・潜水探査船「しんかい」と水中翼船「金星」が展示されていました。

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潜水調査船 しんかい 水中翼船 金星




大和波止場
建物裏の海沿いの波止場は「大和波止場」と名付けられており、戦艦大和の甲板の左舷前半分を実物大で再現した防波堤は実際に板張りされていて、尾道のロケセットのように大和の大きさを体感することが出来ます。

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あとがき
そんなわけでこれにて大和ミュージアムのレポートは終わり。
なにかと1/10戦艦大和の模型の話題ばかりが突出している感がありますが、実際のところそれ以外にも見所はたくさんあり、私にとってはむしろ大和乗組員に関する所蔵品のほうが強く印象に残りました。

この大和ミュージアムが開館に至るまでは、戦争賛美ではないかという反対運動もあったと聞きます。
旧海軍の象徴である軍艦を目玉にした博物館なのでそれは仕方のないことなのでしょうが、私が見た大和ミュージアムはそのような類のものではありませんでした。確かにあの1/10模型が大和に対するカッコ良さや憧れの気持ちを助長するのは否定しませんが、それ以上のメッセージがこの博物館にはあります。そしてここは戦艦大和を見たことのない戦後世代の我々が、戦艦大和の存在した気配を確かに感じれる場所です。

価値観は人それぞれと思いますので、実際に同ミュージアムへ足を運べばその答えは見つかるでしょう。

今回は尾道ロケセットと合わせての見学だったのでへばってしまい、観覧時間は2時間半ほどでした。出来るならぜひとも再訪問して次回はさらにじっくり見たいですね。とても実のある博物館でした。ここの人気が昨今の大和ブームに乗った一過性のもので終わらずに以後永続することを願います。


大和ミュージアム 呉市海事歴史科学館
住所: 737−0029 広島県呉市宝町5−20
TEL: (0823)-25-3017
FAX: (0823)-23-7400
開館時間: 12月31日までは9:00〜19:00、 2006年1月以降は9:00〜17:00(展示室への入室は16:30まで)
休館日: 火曜日(祝日の場合は翌日)、 7月21日〜8月31日と12月29日〜1月3日は無休
観覧料: 一般(大学生以上) 500円 高校生 300円 小・中学生 200円 ※呉市内に在住在学の高校生以下は無料

公式ホームページ http://yamato.kure-city.jp/




大和ミュージアム周辺のホテル・旅館など宿泊先一覧
【じゃらんnet】
ビジネスホテル第2山中 呉駅徒歩5分。大和ミュージアム徒歩10分。見学プランあり。
呉ステーションホテル 呉駅徒歩2分。大和ミュージアム徒歩10分。
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