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尾道の大和ロケセットを見学したInochan氏のレポートを春以来このサイトに載せていましたが、私こと管理人おまみも今さらながら映画「男たちの大和/YAMATO」の公開まで一週間前に迫った12月9日にそれを見学してきましたので、ここに再度レポートします。
ロケセットの位置 さて、これら3枚の画像は一般公開開始よりもっと以前の4月に友人のInochan氏が撮影したもの。ロケセットはこんな風に向島の日立造船工場跡地に建てられています。
同セットは2005年7月17日に一般公開を開始し、それからから78営業日目の10月18日に全公開期間の目標だった累計入場者数25万人を早くも突破しました。
さて、シャトルバスを降りると塀があり、階段でそこを上がるとロケセットがあるのですが、そのとなりのチケット売り場の傍らに「男たちの大和」仕様の自販機を見つけました。
艦首・錨甲板 会場へのタラップを上がると菊花紋章を付けた巨大な大和の艦首がいきなり現れます。
甲板にあがるとその巨大さと迫力に圧倒されました。劇中には「山のようだ」という新兵のセリフが出てきますが全くそのとおり。思わず靴を脱いで土下座してしまいそうでした。(笑) 艦首や錨甲板は、見世物にするならこの部分がなけりゃダメだろうと急遽追加製作された部分だそうです。だから映画撮影には使われておらず、そのためかアンカーチェーンやキャプスタンといった索具をはじめディテールはほとんど再現されてませんでした。
一番主砲搭 見上げると巨大な砲搭が三基も並ぶ姿は爽快です。広報用写真の見た目より実際は遥かに大きいものした。
二番主砲搭 二番主砲搭は完全再現されており、このロケセット最大の見どころ。
一番副砲搭 主砲がその巨大さで圧倒するなら、副砲は起伏に富んだディテールで圧倒します。ジャッキステーやラッタルはもちろんのこと追加装甲の断面構造までもきちんと再現されており、こんなところまで作っているのかという軍オタさえ唸らせる妥協なき徹底ぶりに驚きます。
間近で見て気付いたのですが、主砲・副砲とも砲身先端が補助の支柱で支えられていました。やはり映画セットだからそこまで頑丈に作られていないんでしょうね。
索具・艤装など 縮尺模型と違って実物大のセットですから、プラモデルなんかでは当然の如く省略されている細かな部分まで再現されていました。なるほどこの部分は実はこうなっていたんだなあと再発見することしきりです。
こうして撮影していて思うのですが、前記のとおりセットにはロープが張られていてあまり近付けないし、見学路も決められているのでどうしても他所のサイトと同じようなアングルでしか撮れないのが残念です。でもロープがないと、セットによじ登ったり壊したりするバカが必ず出てきますからこれも仕方ないですね。 さて次のページでは艦橋・機銃群といった映画劇中で反町隆や中村獅童、松山ケンイチとよく絡んでいたセットを紹介します。
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