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SWEET 1/144スケールキット
GM FM-2 ワイルドキャット 

製作時期:2003年8月


折畳み状態の再現において、主翼の断面は可能な限り再現しました。
黒ネコのラッキー君はパイロットスーツを着せて肘を付いたポーズに改造し、さら頭を可動にしましたのでご覧のように後ろを振り向く事も出来ます。カサブランカ級護衛空母の飛行甲板はプラ板をけがいて制作。



モトタグはフルスクラッチビルド。一本と二股の牽引バーを交換することにより、FM-2を前後方向どちらへも牽引することが出来ます。ネコクルーはもうひとつのフイギュアのポーズを改造して作りました。


実機について

FM-2は日本の零戦に対抗するため、F-4Fのエンジンをより軽量高出力のライトR-1820エンジンに換装し、新型のF-6Fの生産で手一杯なグラマン社に変わり自動車メーカーのゼネラルモータース社(GM)に移管生産された改良モデルです。

FM-2は1943年から2年間で4000機以上が生産され、太平洋戦争中期から年間50隻建艦されたカサブランカ級護衛空母に搭載され、日本軍相手に活躍しました。
キットレビュー


SWEETはタミヤの元社員さんが作られた会社だそうで、ここの製品は今までの1/144スケールの概念を大きく凌駕する品質を持ちます。

パーツ同士の合いは驚くほど正確、パネルラインの凹モールドはあまりに細かいので筆塗りでは溝を埋めてしまうのではと懸念しなければいけないほどの精密さ。私は同社の製品を今回初めて作りましたが正直感動モノでした。

このキットにはFM-2が二機分入っており、色違いを楽しめるようにさまざまなバリエーションのカルトグラフ製デカールが付いています。ただし同部隊のものを2つ作ろうと思えばデカールが足りないことになるので、SWEETへ新たに発注する必要があります。

またFM-2には他にもゴーストファイター」やフライトデッキセット(ネコの飛行甲板)のU.S NAVYバージョンROYAL NAVYバージョンといった別バージョンキットもあり、その楽しさを広げています。(リンク先:Joshin web)

GM FM-2 ワイルドキャット制作記
今回は主翼を折畳み状態に改造し、モトタグをフルスクラッチして牽引状態にしてみました。元ネタになったのはタミヤのコルセア モトタグ牽引セットです。また付属の黒ネコ「ラッキー君」のフィギュアを使って、このキットのコミックパッケージ風に仕上げてみました。ベースの飛行甲板はプラ板をけがいて作りましたが、FM−2&フライトデッキセットがあとで追加発売されたのでちょっと拍子抜け。(苦笑)

なおこの作品はよれよれサイトのFM-2コンペに出品されました。
第一回 折畳み翼への改造

第二回 アクセサリー類の制作


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