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フジミ・エンスージアストモデルシリーズ 1/24ランボルギーニカウンタックLP5000QV改造 |
カウンタックLP400Sの制作 |
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第6回 細部の仕上げと調整
サンシェードロゴの制作
モデル車のフロントガラスには、サンシェード部分に"carrera sport"のカッティングシートが貼られています。
ぜひとも再現して欲しいという依頼者様からの強い要望がありましたのでこれを再現します。
ロゴをパソコンで制作してMDプリンターでデカールを作ります。
一緒にナンバープレートやLP500プロトタイプ用のデカールも印刷しました。
表面をUVカットクリアーでコートし、研ぎ出しを行ってデカールの段差を消してやりました。
クリアーパーツへの貼り込みの場合、ニス部分はロゴぎりぎりに切るとかえって目立つので、ご覧のようにまずベタッと貼り、フロントウィンドウに合わせて余白を切り取りました。
次に裏側からサンシェードをスモークで塗装し、ここも研ぎ出しを行ってフロントウィンドウは完成。
シャーシー側の調整
さて、ついにボディとシャーシーを合体・・・しようとしたらシャーシーがボディに全然入ってくれません。もともとフジミのカウンタックはボディとシャーシーのクリアランスがガチガチでかなりキツく作られているのですが、今回のはエアロパーツが付いたモデルなのでさらにそれに拍車がかかっているようです。
このタイヤハウスの後ろ部分がボディ側のフェンダーアーチに当たるので、この部分をスッパリ切り落としました。実際この部分はボディ内に収まるのですから完成後見えるわけでもないし。
こうしてシャーシーとボディを合体。
ご覧の通り、切り落とした部分はほとんど見えません。もちろんエンジンルーム内からも見えません。
そしてその上からボディへ引っ掛けるツメのパーツとマフラーを接着。
組立説明書とは手順は違いますが、結果オーライということで。
ドアミラーの改造
モデル車のドアミラーは、LP400S純正の可動部がジャバラになっているタイプではなく、首の部分がやや高くなっている砲弾型ですので、LP400のキットのものに手を加えて作りました。
こんな風にちょっと外側に傾かせて取り付けます。
ナンバープレートの制作
ナンバープレートもモデル車のものを再現。
よく似た書体をベースに改造してMDプリンターで出力。これを0.2mmくらいにまで薄く削ったプラ板に張り付けます。白がフロント用で黄がリア用。
リヤのロゴプレートはよろずや製エッチングパーツを使用。
その他の細部
フロントサイドマーカーはQV用の大型のものではなく、LP400用の小型のものになります。
ワイパーもよろずや製エッチングパーツから。ボディ側に差し込み穴がひとつ足りないので後から開けています。
ワイパーブレードには断面にマスキングゾルを薄く塗り、フロントウィンドウを傷付けにくくしました。
完成!
最後の最後までトラブル続きで手間がかかりましたがやっと完成しました。自分で言うのもなんですが、よくここまで作りこんだなあと思います。
なおカウンタックといえば定番の大きなリアウイングは、実はオプション装備でして、モデル車には付いてませんでしたのでこの模型にも付けていません。
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