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第一回: 船体の基礎改造
■飛行機格納庫パーツの改造 飛行機格納庫パーツについているスポンソンは、赤城と違いよく出来てるのでもったいないのですが、先行して完成させた赤城にディテールを合わせるために思い切って全部すっぱり切り取ってしまいます。
■舷内通路の再現 舷内通路の窓のモールドをくり貫いてあけてやります。右舷の形状はちょっと違うのですが、ここは目をつぶりました。 窓の奥は、当時の写真から格納庫の外側の通路になってる事がわかります。 実物の写真からはスリット内に手摺りが確認できますの、で裏側にエッチングパーツの手摺りを取りつけます。
手摺りの上から通路のパーツを取り付けます。
■錨甲板の改造 船体構造上、錨甲板は半分くらい格納庫下に隠れてしまいますので先に工作、塗装を終わらせて船体に接着しておきます。 錨甲板の右側は、予備錨収納所のくぼんだスペースがあるので再現しました。それに伴って船体側もくぼみの部分を切り取っておきます。
■バルジの強調 艦底と船体、格納庫をの3つを接着します。次に表面のラッタルやらハッチやらの細かいモールドは全部あとで作り直すので削り取り、パテで埋めとペーパーがけをしてこの大きな3つのパーツを完全に一体化させます。 もともと戦艦だった加賀は、写真で見るとマグロのようにでっぷりしてみえます。その雰囲気を出すために汚物配管を削り取りバルジに0.5ミリプラ版を貼りこんで厚みを増やしてやりました。多少オーバーですが、元戦艦らしく見えます。
■舷側面取りの直線化 表面を均一化してやり、なおかつエッジを立たせるように角面にパテを盛りつけペーパーがけを繰り返し行います。
前部格納庫の舷外通路は右舷から正面中央部で終端になっていますが、キットでは左舷にまで回りこんで左右対称の形状になっていますので、左舷の分は削り取ります。
■艦首艦尾部分の改造 艦首の形状は吃水線から御紋章にかけての突き出し角度が足りずに鋭さに欠けていますので形状を変更します。あと御紋章板とフェアリーダーをプラ板で自作し取り付けました。さらにアンカーの位置は前過ぎるのでアンカーセレスをパテで埋め込んでいます。
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