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タミヤ・1/24スポーツカーシリーズ 三菱GTO改造
1/24 三菱GTO 92, グラストップ仕様の制作
第六回 シャーシーの制作



排気管の制作



アルミパイプからマフラーカッターを作ります。
実車と比べると断面の厚みがありすぎるので丸ヤスリで内径を削って薄く加工します。





サスペンションの制作



キットのリアサスはディテールを見事に再現してるのですが、惜しいことにツインターボ車の特徴のひとつである4WSパワーシリンダー(黄色矢印)が省略されています。

GTOはフルタイム4WD+4WSがウリでしたので、あまり見えないシャーシー底のパーツといえどこれは是非とも再現したいところ。



そこでこのパワーシリンダーを真鍮線とモビルスプリングで自作しました。

一本のシリンダーを二分割したのはサスパーツの構造上そうしないと装着できないからです。上手く説明できなくて申し訳ありません。





そんなわけでシャーシー完成です。
実車の底部は見た事ありませんが、ここ10年ほどのクルマはボディ色と同じ色が塗られているケースが多いらしいのでこのように。インストにもそう指定されてますし。





ホイールの再現



これが92年マイチェン後のGTOのホイール。
認可が降りたため16インチから17インチへと変わり、シンプルなデザインの5本スポークタイプになっています。




ところがキットのホイールはGTOデビューの90年当時のものを模型化しており、同じ5本スポークタイプでも奇抜なデザインをしています。

センターキャップの三菱マークの彫刻をそのまま使いたいなと思ったのでインチアップは目をつぶり、このホイールをベースに2型のホイールを作ります。




塩素系漂白液に漬けてメッキを落とし、ボルト穴まわりのスプーンですくい取ったような溝をパテで埋め、ボルト穴を開けなおします。

マイチェン前のホイールはスポークが表側にやや膨らんだ造形をしてるのでサンドペーパーで削って平らにしました。またスポークは中央のくびれた曲線状になっています。この両端を削って直線的に修正しました。


実車ホイールの銀色は金属色ではなく塗料の銀色なので、シルバーを吹いた後にクリアーを吹いてわざと金属的な質感を落とし、研ぎ出しを行いました。

ホイールナットは真鍮線をブツ切りにして埋めました。ここはクロームメッキ製なのでシルバーリーフ塗装。軽くスミ入れをして完成です。





こうして完成したシャーシーに前回作ったキャビンを取り付けます。あとは要となるボディの制作のみ。



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