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タミヤ・1/24スポーツカーシリーズ 三菱GTO改造
1/24 三菱GTO 92, グラストップ仕様の制作
第四回 インパネの制作
キットではキャビンと同じくインパネの指定色はセミグロスブラック。
確かに肉眼ではそう見えるのですが、写真撮影すると下の画像のように素材によって光の反射の差から色調が違って見えることがわかります。そこでこの写真を参考に前章と同じく自分なりの解釈を入れた色で塗り分けていきます。

また画像を見てもわかるとおり、このGTOはカーステレオやナビゲーションをが純正品でなく他社製品に変更されてますからそれも余すことなく再現していきます。





パネル類の制作



まずは正面メーターパネルから。

パネル前面に張られてる透明アクリルカバーの雰囲気が欲しかったのでデカールをカラーコピーして表面にセロハンテープを貼りました。




これを切り取ってメーターバイザー内に貼ります。(コピー紙断面は当然白なので黒く塗ります。)
仕上がりはこんな感じ。意図的にテカリが目立つ角度から撮影してみました。

バイザー内のような奥まっていて表面が多少広い部分は平滑なクリアコートをしにくいです。この方法はわりとお手軽かと。



センターパネルの三連メーターは逆に小さすぎて正しく円形に切り出しにくいので、デカールを貼った上から水性クリアコートを流し込みました。

この頃の三菱車の共通デザインだった空調パネルはカラー液晶を黒で塗った後にクリアーブルーを流し込んであの独特の青みがかった雰囲気に近づけてみました。

オーディオ部は上段がCD/MDデッキで下段がDVDナビ。
前者はメーカーのサイトから画像を拾ってきて多少加工しプリントアウトしたものです。
後者は立体的な形をしてましたのでプラ板から作りました。





ステアリングの制作



友人はわりとたくさんの鍵をジャラジャラと束ねていますのでその辺も再現してみました。




ハンドルコラムにはターボタイマーが後付けされています。(トップ実車画像参照)
これをプラ板で制作。一応正面パネルのスイッチも作ってあります。





シフトレバーの改造



これがGTOのシフトレバー。

スポーツ車に多いブーツ真ん中がへこんでるデザインで、ロッドがほんのわすかだけ助手席側に傾いています。




で、これがキットの物。
かなり簡略化されてますが、1/24の場合大きさの都合からどの模型でもこんな感じです。

でもステアリングやシフトレバーといった常に触れてドライブフィールを感じるデバイスにはやはりこだわりたいのが本音。ましてやGTOは友人の愛車で私もその感覚を多少なりとも知っているのですから。



シフトブーツ部分にエポキシパテを使って近い感じに改造してみました。





ナビモニター等の制作



ナビモニターを作りました。
オンダッシュタイプなので大きなインテリアポイントになるため結構細かいところまで作りこんでいます。




ケーブルはご覧のようにセンターパネル左側面に這わせてフロアに逃がします。
モデラーズのプラグコードを使用。




ダッシュボードのデフロスター中央付近にはビーコン受信機がありますのでこれを再現。




スピーカーを社外品に交換していますので、ダッシュボート両端には後付のツィーターが装着されています。2mmプラ棒を加工してこれを制作。

ダッシュボード左端にあるGPSアンテナも再現。取付用保護シートはマスキングテープを着色したもの。

実はツィーターの位置はフロントウィンドウとのクリアランスの問題で、実際の位置より少しずらしています。




助手席足元の発煙筒を伸ばしランナーで再現。朱色なので案外ワンポイントになります。
目立つように実車よりやや手前に装着。




インパネ完成。
最初に書いたとおり各パネルは細かく色分けしたり墨入れをしたりして素材差を表現しています。色の調合が大変でしたが、やはり黒一色でベタ塗りするよりは良いものになりました。



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