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タミヤ・1/24スポーツカーシリーズ 三菱GTO改造 |
1/24 三菱GTO 92, グラストップ仕様の制作 |
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第二回 インテリアのディテールアップ
このキットのインテリア構造は1/24スケールの定番であるバスタブ型。完成後は見えにくい部分ですのでタミヤといえどわりと適当に省略されている箇所があります。
ただ今回はグラストップ仕様車に改造してしまったためにそれを外すと中が結構丸見えになります。そんなわけでこの作例では普通より多めにディテールアップを行います。
ドア内張りの改造
ドア内張りはキャビン全体と一体成型なので側面モールドが犠牲になるのは仕方ないのですが正直ちょっと味気ない。そこで一手間加えてみます。
これが実車のGTOのドア内張り。
でキットのはこれ。
ひじ当てのくぼみ部分はどうも奥行きが足りません。さらに取っ手が一体成型されてるため平面的な造形になってしまっています。
これではちょっと物足りない・・・。
ひじ当ての部分をくり貫いてプラ板で裏打ちし、エポキシパテと溶きパテで曲面を造形して奥行きを増やしてやります。
さらにプラ板で取っ手とパワーウィンドウスイッチのパネルを作ります。
ドア断面の吹き出し口がありませんのでこんな風に再現。
ドアスピーカーのメッシュカバーをタバコの銀紙で表現します。
インパネの修正
インパネのセンターコンソールは奥が足りなく尻切れになってるのがまるわかりなのでプラ板で延長してやります。
カーコンポ下のコンソールにはアクティブエアロやドアミラーなどのスイッチパネルがあるのですが、キットでは省略されていますのでプラ板でそれっぽく再現しました。
またこのキット、シフト部にあるパーツ同士の合わせ目がかなり目立ちますのでパテで修正しておきました。
その他のパーツ
ハンドルコラムの裏側は中空になっているのでエポキシパテで埋めます。まず見えない箇所ですが気分の問題。
またこのパーツのパーテイングラインは消しにくいのでコラムレバーを一旦切り離してから処理しました。
そのついでにコラムレバーを真鍮線で作り直し、伸ばしランナーの輪切りでイグニッションキーのシリンダーを再現しました。
シートの後ろも中空になっているので埋めておきます。こっちは外から丸見えなので要修正。
友人の愛車のペダルには他社製アルミペダルが被せてありますのでそれを再現しました。
クラッチペダルとフットレストは純正のまんまです。
なおスピーカーに関しては、リアやダッシュボードの物にもタバコの銀紙を貼りつける処理を施しています。
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リアスピーカー |
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ダッシュボードスピーカー |
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