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アオシマ 1/24 ザ・ベストカーシリーズ No.15 ホンダ アコードワゴン 2.2 VTL 改造
1/24 ホンダ CE1 アコードワゴン 2.2 ViX (改)制作記


第4回: インテリア&シャーシの塗装



フロア&シート塗装

シート部分は布地再現のためパーツ全体にサーフェイサーを砂吹きして表面を梨地にし、シャドウとハイライトを入れて陰影を付けました。

ハッチバック裏面は樹脂部品ですから砂吹きサフがかからないよう最初からマスキングしてあります。
その後、床下収納の取っ手などカーゴルームの細部を塗り分けて完了。

同じ方法で前席と後席背もたれも塗装。





カーボンデカール貼り
オーナー車のパネル部分にはカーボン柄のカッティングシートが貼られているのでこれを再現します。スタジオ27のCARBON DECAL A (METALLIC GRAY) M 【Amazon】 を使用。

まず塗装ですが、シートの塗装と同様にシャドウとハイライトを吹いて陰影を付けました。そしてカーボンデカールをコンソールパネルと左の送風口枠に、マークソフターとマークセッターを使って面によく馴染ませながら貼ります。

乾燥後にデカール表面を光沢クリアーコート→研ぎ出し→スイッチ類塗装。次にカーボン部分をマスキングしてダッシュボード全体を半つや消しクリアーコート。

メーターは、デカールをシール用紙にカラーコピーして表面にクリアテープを貼ってコートし、それをパネル内に貼り付けました。このほうがデカールを直接貼った上からクリアーを流し込むよりキレイな透明アクリルカバーを再現できるもので。





ロゴマーク再現
カーナビや後付けアクセサリー類のロゴマークは版下をPCで作図し、MD-5500で出力して自作デカールを作りました。
私はAdobe Illustratorみたいな高価なソフトは持ってませんので、もっぱらフリーソフトのInkscapeを使っています。




カーナビ本体を塗装し、自作デカールを貼ります。
さすがにこのスケールでは小さな文字はほとんど潰れてしまいますが、DVDトレイ上部のPanasonicのメッキプレートはフラッシュシルバーで印刷しました。
これくらい面が広いとニスの段差が目立つので、「クリアコート→研ぎ出し→半光沢クリアコート」の手順を踏んでそれを消しました。
背面の配線は、モデラーズのコード類や着色した釣り糸で再現。




カーゴルームのカーペットの継ぎ目部分に穴を開け、そこからケーブルを逃がしてナビ本体を接着。



モニターも塗装して自作デカールを貼りました。




GPSアンテナとVICSユニットを再現。
フロントウインドウとダッシュボード間のクリアランスの問題で、実車の取り付け位置よりやや後ろめに取り付けています。




社外品のセレクターレバーとハンドブレーキを塗装してブランドロゴの自作デカール貼り。

「RAZO」は潰れにくい書体なので上手く印刷できましたが、「momo」はフラッシュシルバーで印刷したところほぼ潰れてしまいました。

ハンドブレーキのノブ部分は実物の雰囲気を考慮してパール塗装です。
ノブ根元のクロームメッキ縁もフラッシュシルバー印刷。短冊切りにしたデカールを貼りつけたもの。


デカールを貼った各パーツは、耐性を増すためすべて上からクリアコートを施してあります。





カーステレオ
カーステを塗装しました。
スーパーツィーター正面のH型格子を正確に再現するのはさすがに無理でしたが、0.2mm真鍮線を付けてそれっぽく見えるようにしました。





ハンドルまわり
イグニッションキーを再現しました。仮面ライダーのキーホルダーは、針金の芯にエポキシ接着剤を盛ったものを着色して製作。
リング部分は0.2mm洋白線を輪にして連結した物です。

また、ハンドルコラム左にあるカーナビの音声入力用マイク(?)も抜かりなく再現しました。





ドア内張り&シートベルト




ドアの内張りを塗装しました。

ひじ掛けになる布張り部分はシートの時と同じように下地にサーフェイサーを砂吹きしています。
あとは光沢の差で樹脂とか素材の違いを表現。

ドアレバーのまわりとパワーウインドウのコントロールパネルにはカーボンシートが貼られていますので、ここにもカーボンデカールを貼ってクリアーコートしました。




前席用シートベルトを取り付けます。

シートベルトアンカーが釣り下がるBピラーは1/3程度の長さだけ再現。残りの部分は、ボディとのフィッテングを考えてウインドウパーツ側に追加する予定。



シートベルトバックルを自作。
リヤシートのベルトのリトラクターがCピラー内にあるのでCピラーも1/3程度再現。ここも残りはウインドウパーツ側に追加します。





ホイール塗装

ホイールのセンターキャップにはメーカーロゴが入っていますのでこれを再現します。ところがメーカーのサイトへ行ってもロゴデザインを微妙に変えてしまったのか全く同じ物がありませんので、気合入れて自力で作画しました。

MDプリンターのフラッシュシルバーでデカール印刷しましたが、細かく作画したのにほとんど潰れてしまいました。まあ1mm x 2mm程度の極小ロゴですからね。あたりまえか・・・

ホイール全体を黒く塗ってるのはメッキ調カラーの下地塗装のため。




クリアーコートした後でセンターキャップ部分をマスキングしてSpatz Stix社のアルティメイト・ミラークロームで塗装。

メッキ調塗料には他にアルクラッドII107クロームがありますが、ミラークロームはそれより塗膜が強いので、ホイールのような外にむき出しの部品の塗装に便利です。その分びっくりするほど高いけど・・・

ホイールナットを仕込んだ穴にはスミ入れをして強調し、他のダミー穴とは見た目の差別化を図ってます。





シャーシー塗装

シャシーをボディ色で全面塗装し、各部分をマスキング塗装していきます。

普段は見えない箇所なのでわりとあっさりと作る人も多いですが、私は逆に人一倍時間と手間をかけて塗り分けるようにしています。なぜなら起伏に富んでいて最もメカっぽい箇所だから。

わかりにくいですが大体5〜6色使っています。つまり5〜6回マスキングしてるという事。シャーシーのマスキングは大変手間なので、根詰めて作業しても毎回数日はかかります。




排気系を塗装。

ガイアアカラーのスターブライトシルバーとスターブライトジュラルミンをメタリックマスター希釈で吹き、マフラーカッターのみミラークローム使用。

その上からクリアーカラーで焼き色を入れてます。


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