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自動車模型はその構造上、内装が見えにくくなっています。しかしこの内装を効果的に作りこむと、ただのマスプロダクトモデルから工芸品的な精密模型に見えるようになります。
カーモデルで一番の要はなんといってもボディ表面の仕上がりですが、それをクリアしたら次に手を入れたい箇所です。
内装をそれらしく見せるポイントは、意外かもしれませんが生活感を加えることです。
プラモデルキットは実写のカタログモデルを原型に作られていますので、内装は非常にあっさりと作られています。しかしご自分で車を所有している人ならわかると思いますが、私達が乗ってる車の中は、後付けした部品やカーショップで買ってきたアクセサリーが意外と多いのです。
これらを模型に再現することで、人の気配のするワンランク上の自動車模型を作ることが出来ます。特に扉が可動する模型には効果絶大です
 フロアマット
サンドペーパーの荒いものや特殊紙に着色したり、フェルトやノンスリップテープなどが素材として挙げられます。ここに関しては、「フロアマットの再現」のページでさらに深く掘り下げてます。
 始動キー
左ハンドル車の場合は見えない事もありますが、プラペーパーやエッチング部品の流用で作ってやります。さらにキーホルダーもつけてやればさらにGood!多少オーバースケールになりますが、グッとよくなります。
 サイドシルガード
ドアが可動する模型用です。実車の素材によりますがアルミテープやタバコの銀紙なんかを使います。
 窓ガラス
ペーパーがけ+コンパウンド処理をするとすごくキレイになります(透明パーツにペーパーがけはちょいと勇気がいるけど・・・)。詳細はこちらのページで解説しています。
それと、フロントガラスにハーフサンシェイドを、スモークを吹いて再現するとゴージャス感がでます。
ただ、クリアパーツは他の部品にくらべてクラックが入りやすいので注意。
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