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フジミ 1/24 痛フェラウマウマデカール、1/24 フェラーリF430スパイダー使用 |
1/24 痛車 ウマウマフェラーリ 制作記 |
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第6回: エンジン・シャーシの組立て&細部仕上げ
エンジンルーム

エンジンの赤いブロックヘッドは、サーフェイサーとつや消しレッドを砂吹きして鋳造のざらざらした質感を再現しました。
基本塗装完了。ここまですべてエアブラシ塗装によるものです。なのでマスキングにえらい時間かかりました。
シルバーなどのメタリック色は部位によって塗料を6色ほど使い分けています。
このあと細かい部分を筆塗りしたり、スミ入れやハイライトを入れて輪郭を出していきます。


エンジンルーム側面のベンチレートは、エッチングメッシュに置き換えるのはさすがにしんどいのでマスキング塗装で済ませました。

簡単にですけどパイピング追加します。
モデラーズのプラグコード0.45mm黒を使用。

実車画像を見ながら、大体こんな感じだろうかと配線してみました。

ヘッドカバーの跳ね馬エンブレムとFerrariロゴは、DXキット付属のエッチングを使用。ネジ山を塗ってアクセントを入れます。
エンジンルーム完成。
まあここはデカールベタ貼りの透明カバーのせいであんまり見えなくなるんですけどね。(苦笑)

ブレーキ&シャーシ

ブレーキキャリパーのFerrariロゴはエッチングが付いてますが、実車は印刷のようなのでここはデカールを使用。
「クリアコート→研ぎ出し」を行ってデカールの段差を消します。

基本塗装終了。ここまでエアブラシ塗装です。
実車をよく見るとキャリパーのFerrariロゴの向きは四輪でそれぞれ違っています。フジミのインストではそこまで詳しく指示されていませんのでこだわる人は要注意。

細部を筆塗りし、DXパーツ付属のエッチングディスクを取り付けました。
F430は08年モデルよりカーボンセラミックローターブレーキを標準装備しており、それ以前のモデルでもオプションで装着してる車が多いそうです。
で肝心のウマウマフェラーリですが、手持ちの資料では装着車かどうかの判別が付きませんでしたので、模型映えを優先してエッチング地金の金属感を生かせる金属ディスクとしました。酸化防止のためメタルプライマーのみ吹いてあります。

シャーシを組み立てて足まわりも取り付けます。
ベースに固定する場合も考えてナットを取り付けました。

リヤディフューザーに装備されているスリット部分は、 ハセガワ・モデリングメッシュ PA-21 菱形 M(Joshin web)に置き換えました。
キャビンとエンジンルームをシャーシに取り付けます。

アクセサリー

ウマウマフェラーリのダッシュボードには真ん中にドライブレコーダーぽい黒い機器が取り付けられています。
またウマウマフェラーリお披露目の舞台となったイベント「痛Gふぇすた in お台場」では、エグジットチューンズのCDも飾られていますので、それらを再現することにしました。

ドライブレコーダーは資料不足で機種まで判別できなかったので、プラの切れ端と伸ばしランナで簡単に再現しました。
CDのほうもやはり製品を全部特定するのは難しかったので、不明な物はイベント当時に発売されていたレーベルから適当にチョイスしました。ジャケットを1/24サイズに縮小印刷し、それらを透明塩ビ板に貼って、上から厚手のクリアテープでコートして出来上がり。

ボディとシャーシの合体

実車画像をよく見ると、エンジンルームはリヤのメッシュ部分から丸見えというわけではなく、隔壁がある構造に見受けられます。
なので急遽後ろ側の壁を取り付けてみました。

フロントノーズの吸入口も同じで実車は内部にラッパ状の導風筒があり、内部が丸見えではありません。
そのままでは中ががらんどうなのが丸わかりなので、メッシュからやや離した位置に壁をつけて、多少それっぽく見えるようにしてみました。

ボディとシャーシを合体後、ドア内側とソフトトップの気密用のゴム枠を0.3mmプラ板を薄く削って作り、取り付けました。

最後にソフトトップを塗装。
塗装後ガイアノーツのエナメル用シンナーで拭いたらひびが入ったり、窓が乳白色に曇ったりと、最後の最後でさんざんな目に見舞われました。なんとかリカバリーしたけど。
ガイアノーツのエナメル用シンナーはニオイもえらくキツいし、タミヤ製とちょっと性質が違うみたいです。と思ったら現在発売中止になってますね。
ボディ全体にタミヤモデリングワックス【Amazon】を薄くコートしてさらにピカピカにしてやり完成。
途中怪我やらなんやら色々あって中断を余儀なくされたので完成が予想外にえらく長引いてしまいましたが、なかなか満足いくものが完成しました。オープンカーは内装に手の入れ甲斐があって良いですね。私向きです。(^^)

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