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塗装中に付いたホコリの取り方
「ボディの塗装術」で記述したように塗装中についたホコリは多少ならあとで取ることが出来ます。
RX-7(FC3S)のボンネットパーツを使ってその方法を解説しましょう。

ホコリがついたボンネット

塗装面にホコリが付いてしまった写真。(ちょっと見にくくって申し訳ない)この程度なら塗料を落として再塗装しなくてもリカバリーすることが出来ます。
まず、塗料を完全に乾くまで最低丸1日は置いておきます。



表面に1000〜1200番のペーパーをかけてホコリを削り取ります。このとき角面の塗料が削れてしまわないようにマスキングテープをしておくとよいでしょう。
なお、ペーパーがけは表面を溶かさないように水をつけて行います。



次にマスキングテープを取り、2000番位のペーパーをかけ、表面を均一化します。角面の塗料がはげてしまわないように注意します。



コンパウンドをかけてフィニッシュ。入り込んだ場所は綿棒を使って行うといいでしょう。これでホコリが取れてキレイな塗装面が出来ました。
ただし、ペーパーがけ、コンパウンド処理をした塗装面は塗料吹きっぱなしの塗装面とは質感が違うので、他のパーツも同じ処理をして質感を統一する必要があります。


付いたホコリがわずかなときは、塗料が乾く前に精密ピンセットでつまんで取り除くのが楽で良いでしょう。また専用器具としては「ダストピック」という千枚通しに似たツールも市販されているようです。



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