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米第七艦隊旗艦 LCC-19ブルーリッジ

2000年 東京湾晴海埠頭 写真と文:Inochan氏 編纂:管理人おまみ


ブルーリッジ入港の情報をキャッチした時、東京湾に軍艦が入ると言うことで世間では結構問題になりました。その後、アメリカ以外の艦船も入港していたようですが、時間が取れず見学出来ませんでした。

行ってびっくりしたのですが、係留場所が本当に一般の埠頭だったという事です。すぐ横は「ピア晴海」というおしゃれなシーフードレストランがあるくらいですから(今はつぶれました)。
警備には警官やパトカーが投入されこれまでの基地の見学と違って物々しい雰囲気です。事実、過激な人が若干1名演説をおっぱじめ警官に連れて行かれていました。それでも、艦内の米兵はフレンドリーで、妙に営業が上手いなと感心したものです。


下の画像をクリックすると大きな画像が見れます。


イベント自体は相変わらず盛況で並んでから艦橋の操舵席につくまで2時間かかりました。これは狭い艦内の通路や階段を大勢の人が行き来するためで、どうしても渋滞してしまいます。更に詳しく分析すると女性のヒールとミニスカートが急な階段を上りづらいのと(ちょっと嬉しい)マニアが艦橋で粘ってしまうためでしょう。

艦内の格納庫はグッズの販売で大盛況。私もしっかり貢献しました。



2016年2月 大阪南港寄港 追加 (2016/02/28)
写真と文: おまみ(管理人)


2016年2月24-27日までブルーリッジが大阪南港に寄港したので見に行ってきました。同艦が大阪に来たのは2011年5月以来で3回目。

一般公開は行われず、上の写真は大和川を挟んだ対岸の堺市の埋め立て地からの撮影したもので、下の各サムネイルは停泊している波止場施設の外のフェンス越しから撮影したものです。



艦首側から。管理棟に隠れて全景撮影は無理。 現役最古参艦を表すファースト・ネイビー・ジャックの艦首旗とファランクスCIWS。 CIWSの後ろは対空レーダー。艦首舷側にはLCC-19の艦籍番号。


艦橋前にある巨大なドーム型衛星通信用アンテナ。舷側に並んでる樽みたいなのは膨張式救命筏。 仰角の付いた連装砲のように見えるのはホイップアンテナ。この艦は情報通信能力に特化した指揮統制艦なのでアンテナだらけ。 平らな処理の艦橋前面。両舷の張り出しに描かれた「E」とかの文字は、電子装置の検証結果を表しているそうな。


マストにタカン式アンテナと低空/水上レーダーアンテナを確認。 よく見たら艦橋正面の丸窓の下にも八木アンテナぽい物がいっぱい。 航海艦橋の頭頂部にもドーム型とグリッドパラボラ型アンテナが。


Mk38 Mod2機関砲にはカバーがかけられていました。 艦橋側面。マスト基部から後ろ半分は煙突になっており、側面のあちこちに放熱口や管が露出しています。。 艦橋側壁にはブルーリッジが所属する第7艦隊と第76任務部隊のエンブレムが飾られています。


艦橋下にある舷梯乗降口には日米の国旗と米海軍、海兵隊の軍旗が飾られ、銃を持った衛兵が立っています。 その隣のエリアは搭載艇置き場になっていました。ダビットで吊られています。 艦橋の後ろにぽつんとそびえ立つレーダー塔。


レーダー塔下部の後ろ側には、ヘリ離発着の管制室があります。こんなとこにブルーリッジのエンブレムが飾ってある。 ヘリ甲板にはシーホークが駐機してるのがちらっと見えます。 艦尾に翻る星条旗。そこからスタンウォークのような張り出しがあって、もう1基のCIWSが睨みを利かせています。


艦尾側には埠頭の入口になっていて、守衛だけでなく警官も警備にあたってました。さらに空には自衛隊のヘリが何機も。 写真撮ってると、「フェンスによじ登ると撃たれますから決してよじ登らないで下さいね」と婦警さんに注意を受けました(苦笑)。 唯一ブルーリッジ全体が写るアングル。

この日の顛末はブログにも載せています。ご興味のある人はぜひどうぞ。


■揚陸指揮艦LCC-19 ブルーリッジ 諸元 
排水量  19,290t (満載)
全長/幅 194m / 32.9m
主機 蒸気タービン1基1軸
速力 23kt (22,000馬力)
乗員 乗組員821名 司令部要員170-190名
兵装 25mm機銃x2 20mmCIWSx2
ブルーリッジ級は旗艦任務専用に造られた揚陸指揮艦です。その卓越した能力は世界中の艦船の位置を瞬時に同時捕捉可能とも言われ、艦容は高い通信機能を得るため電波干渉を避けやすい空母のような平甲板を採用したものになっています。
一番艦ブルーリッジは第七艦隊の旗艦になっています。
■LCC-19 USSブルーリッジ公式ホームページ: http://www.blue-ridge.navy.mil/


 
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