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入間基地航空祭 |
1999年 写真と文:Inochan |
入間基地の航空自衛隊による航空ショー。世界最強の戦闘機F-15や、ブルーインパルスのアクロバット飛行が実に見事です。
会場はとにかく狭かったです。厚木基地のWINGSが初めて見た航空祭だったので飛行場はどこも広いものだと勝手に思い込んでいました。安全確保等で必要以上に立ち入りエリアを制限しているのでしょう。ですから、見学席は運動会の生徒席のようにぎっしりでした。
■ブルーインパルス
航空ショーの華ブルーインパルス。
正式名称は航空自衛隊第4航空団第11飛行隊といい、実戦には参加しない展示飛行専任部隊です。現在の使用機は、国産練習機の川崎T-4。
2000年に起きた墜落事故により長らく活動を凍結していましたが、今年8月26日の松島基地航空祭において展示飛行を再開したそうです。カラースモークは、ここ数年使用していない様です。
また、パイロットの親戚、知人も多く来ているようです。乗員紹介の際、拍手や声援が聞こえていました。
下の画像をクリックすると大きな画像が見れます。
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デルタ(6機) |
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ワイド・デルタ |
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3シップインバーテッド |
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チェンジ・オーバー・ターン(1) |
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チェンジ・オーバー・ターン(2) |
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チェンジ・オーバー・ターン(3) |
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チェンジ・オーバー・ターン(4) |
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ハーフ・スロー・ロール |
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ファン・ブレーク |
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ダイヤモンド・ダーティ・ローパス |
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タック・クロス |
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コーク・スクリュー |
こうして、私が戦闘機の撮影に惹かれていった時、今回の入間基地近くで悲しい事故が起きました。練習機のT−33が墜落したのです。送電線を切断し関東の広範囲で大停電になり大騒ぎになりました。
T-33は朝鮮戦争で使用した飛行機で、その古さと事故の大きさからかなりの間マスコミに騒がれました。後で解ったことですが脱出するチャンスはあったのに民家に激突するのを回避するため最期まで操縦桿と格闘していたそうです。いつの時代もパイロットは官民問わず、気高き存在なのですね。
■F-15Jイーグル 機動飛行
F-15は日本の空を守ってくれる世界最強の誉高い航空自衛隊現主力戦闘機。
「J型」は三菱重工でライセンス生産されている日本国専用機で、現在200機以上が全国に配備されており、アメリカ本国以外でこれほど多くのF-15を所持している国は我が国だけです。なんせ1機100億円以上もするのだからほどんどの国は欲しくても買えないわけで・・・
デモフライトをしたF-15は、松島基地の第4航空団所属機です。
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飛行前のF-15(写真左・中央)。 一番右の画像はアフターバーナーONでの最速飛行状態。 |
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二機による編隊飛行。通常戦闘機は、このようにペアで行動するそうです。 |
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急旋回するF-15の連続写真。エンジンノズルから炎が出てるのがよくわかりますね。 |
演目が終ると、F-15は着陸もせずそのまま松島に帰っていきました。彼らは(ブルーインパルスも含め)日帰りなんですよ。
我々が埼玉県の入間から松島に行くには、大宮から新幹線で仙台に行って・・・・・夕方だから晩飯は駅弁で我慢して、21時につけたらいいほうです。なのに彼らは、1時間以内に松島基地に着陸して既に晩飯食ってます!
地内では撮影前にグッズを買い込むと邪魔になるのであとのお楽しみとしたのが大きな間違いでした。プログラム終了とともに「○○班はただちに撤収にかかれ!」なんて放送が入り、待機していた○○班があっという間に売店のテントを撤収していました。
まだ、ありますよ。「本日のプログラムは全て終了しました。速やかに基地から出なさい。」には参りました。まだ大半の客がいる時にです。イベントは一般市民に理解を求めるのが趣旨で、プログラム終了後に展示品の撮影や買い物するのが普通だと思うのに追い出すなんて・・・・。おっと!いけない基地にいれさせて頂いているのを忘れていた。いや、俺の税金の何分の1でも入っているからサービスして欲しいものです。
入間基地周辺のホテル・旅館など宿泊先一覧
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