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零戦21型が8月限定で公開しているとの情報を得て、お盆休みを利用して訪問しました。以前からこちらの存在は知っていましたが、雑誌等の資料では未公開との記載があり、今回が初訪問です。訪れてビックリ!そこにはマニアックなお宝が所狭と並べられおりました。
零戦21型 かなり希少な21型のレストア機。
同じくヤップ島から回収された中島製92717号機。マリアナ沖海戦に参加した空母大鳳搭載機とのこと。
零戦五二型 &パーツ
去年まではフレームのみの姿でしたが、今年は主翼と操縦席が完成しており、中が覗けるようになっていました。なおこの52型は同博物館2機目の機体で、一機目は復元終了後の平成14年に靖国神社遊就館へ献納されました。
博物館内には機体以外にも分解されたエンジンやタンク、機銃などといった零戦のパーツが展示されていました。
今回、間近にレストア中の機体を見て、零戦の外板の軽さとその薄さに改めて驚きました。戦うにはあまりにも脆弱で何の装甲もありません。アルミ箔とは言わないまでも、0.5mmの外板は指で簡単に曲がってしまいます。乗用車にガソリンを満載して銃を撃ちまくるより更に遮蔽物が薄いのです。零戦の美しさはこの果敢なさにあるのかも。
軍用機用エンジン 栄、熱田、誉、金星など多くのエンジンが所狭しと展示されており、栄エンジンには完全レストアされて実動可能な物もありました。
その他の展示物 一式陸攻の胴体後部や、「赤とんぼ」こと93式中間練習機のレプリカ、ラバウル基地のジオラマなども展示してありました。
館内では復元時に不要となったオリジナルの外板や部材を3〜5000円くらいで売っていました。しかし、計器類ならともかく、「外板の一部」はどう見ても、スクラップ置き場の「屑」で、部屋に飾ってニンマリできる状態の物ではありませんでした。
※飛行舘の2008年度一般公開の様子です。(Picasa ウェブアルバム 撮影:yamanobeさん 2008年8月2日訪問)
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